レイクALSAは総量規制の対象?総量規制ってそもそも何?

レイクALSAは総量規制の対象?総量規制についても解説

レイクALSAは消費者金融業者ですので、そこからの借入は総量規制の対象となります。

 

従来は新生銀行のカードローンブランドのひとつで規制対象外でしたが、2018年のリニューアルから消費者金融業者に戻ったという経緯があります。

 

レイクALSAが対象となる総量規制って何?

総量規制は、貸金業を営む業者に関する業務内容や登録についての法律である「貸金業法」で定められた規制で、2010年の改正されています。

 

ここで個人向けの貸付についての上限額の規定が定められています

 

規制の基本は?

総量規制は、お金を借りすぎて生活に苦しむ人を減らすために作られた法律です。この法律ができる以前は、多重債務が社会的な問題になっていました。2000年代には借入件数が5件以上になるという多重債務者が、全国に200万人以上いたと言われています。

 

こうした事態を打開するために貸金業法が抜本的に改正されます。そのときに総量規制も厳しいものに改正されています。

 

基本は「貸金業者が個人消費者にお金を貸すときに、その人の年収の3分の1を超えて貸付してはならない」という内容です。

 

年収が300万円の人は、貸金業者から100万円を超える金額を借入することはできません。

 

年収に含まれるのは、給与収入や年金、不動産の賃貸収入、個人事業の事業所得の4つです。保険金による収入や退職金などの一時的な収入は含みません。

 

借入の合計額で適用する

総量規制で注意したいのは、複数の金融機関から借入している場合には、すべての借入額の合計が年収の3分の1を超えるかどうかで判断するということです。

 

年収300万円の人が、ある消費者金融業者から利用限度額60万円で契約しているとき、他の金融機関からは40万円までに制限されます。審査の評価が良いかどうかは関係なく、その人の年収の3分の1を超えては貸出できないのです。

 

レイクALSAは総量規制の対象ですので、プロミスやアコム、モビットなどの消費者金融業者からの借入の合計額で総量規制が適用されます。

 

年収300万円の人がアコムから利用限度額50万円で契約しているとき、レイクALSAからは限度額50万円までしか契約できません。限度いっぱいに借入したら年収の3分の1である100万円に到達するからです。

 

総量規制が適用される金融業者は?

総量規制が適用されるのは「貸金業者」です。貸金業者ではない会社が個人消費者にお金を貸す場合には、年収に関係なく貸出できます。

 

貸金業者とは、お金を貸付や貸し借りの仲介をする業者のことです。代表的なのは、レイクALSAなどの消費者金融業者です。アコムやプロミスなども同様です。商工ローンやビジネスローンなどの事業者金融も貸金業者です。ビジネクストやビジネスパートナーなどが有名です。

 

覚えておきたいのはクレジットカードの発行を行う信販会社も貸金業者として数えるという点です。クレジットカードには、ショッピング機能だけでなくキャッシング機能が付いているものが多くありますが、このキャッシング枠は総量規制の対象ですので注意しましょう。

 

クレジットカードではオリコカードやセゾンカード、三菱UFJニコスなどが有名ですが、これらのカードに付帯しているキャッシング枠は、レイクALSAなどの消費者金融業者と合算して総量規制の対象です。

 

年収300万円の人がセゾンカードのキャッシング枠を30万円で契約しているとき、レイクALSAでは限度額70万円までの契約が限界です。

 

レイクALSAは総量規制の対象外では?という疑問に答えます

レイクALSAは総量規制の対象外という情報がネットに記載されていますが、これは古い情報です。2018年に新会社として発足したレイクALSAは消費者金融業者であり、総量規制の対象です。

 

「レイク」は規制の対象外だった

 

「レイク」は2018年4月1日に、新生銀行カードローン・レイクからレイクALSAにリニューアルされました。ALSAは「速い(Agility)」「つなげる(Linked)」「安心(Security)」「ビジョンに沿って(According to our vision)」の頭文字をとったものです。

 

レイクは元来、消費者金融業者として知られており、利用者の多くがサラリーマンだったことから「サラ金」と呼ばれていました。アコムやプロミス、アイフルなどと同様です。2006年に過払い金請求がブームとなり、消費者金融業者は経営難に陥っていきます。

 

この危機を乗り切るため、多くの業者が銀行の傘下に入りました。アコムもプロミスも大手の銀行のカードローンブランドとなっています。

 

2011年、レイクは新生銀行の傘下となり、新生銀行のカードローンのブランドとして生き残ることとなります。銀行のローンでしたので、このときには総量規制を受けていません。

 

そのため、ネットには「レイクは年収の3分の1を超えて借りられる」という情報が今でも残っているのです。


 

消費者金融業者に戻った理由

 

2011年から約6年間、新生銀行のカードローンとして着実にユーザー数を伸ばしてきましたが、世間的には「レイク=消費者金融業者」というイメージが定着しており、手軽に素早く借入できて夜間や土日でも利用できる金融商品としてのニーズしか掘り起こせなかったと推測されています。

 

銀行の金融商品はブランドや安定性、金利の低さなどが求められますが、そういったニーズはメガバンクのカードローン参入によって奪われていきます。

 

レイクは銀行のローン商品でありながら、そういった認知は広がりませんでした。レイクのライバルは相変わらずプロミスであり、アコムであり、アイフルです。

 

この現状を踏まえて新生銀行は、レイクを消費者金融業者に戻すという決断をしたと推測できます。レイクALSAとして新しく生まれ変わった会社は元の消費者金融業者と同じ業態であり、総量規制の対象です。


 

商品内容に目立った変化はない

 

新生銀行のカードローン・レイクはがレイクALSAとしてリニューアルしましたが、商品内容に目立った変化はありません。

 

金利の設定は年率4.5%から18.0%、融資限度額は1万円から200万円まで、申込条件も年齢が20歳から70歳までの安定した収入のある人、2つの無利息サービスが選べるという点もまったく同じです。

 

レイクALSAは新生銀行の傘下に入る前から若年層をターゲットにしており、新会社となってさらに若年層へのアピールを強めています。

 

デジタルリテラシーの高い層を狙っており、スマホ1台あれば申込から融資、返済までカードレスで実行できるようにしており、今後は郵送による申込が廃止される可能性があると言われています。

 

「インターネットが苦手」「郵送手続きにこだわりたい」という人にとっては使いにくい業者となることが予想されます。


 

総量規制のあるレイクALSAに申し込むうえでの注意

 

レイクALSAは新生銀行のカードローンではなく、消費者金融業者ですので総量規制を受けます。

 

総量規制の適用を受けるというのは悪いことではなく、利用者がお金を借りすぎて生活苦になるのを防ぐという重要な役割があります。

 

安定した収入

レイクALSAの審査では、安定した収入があることが重視されます。毎月の給与収入がある人が、その給与のなかから返済できる程度のお金を貸すのが消費者金融業者です。

 

そのために総量規制という一定の限度を設けているわけです。無職の人には返済できる原資となる収入がないので、業者としてはお金を貸し出すことができません。

 

毎月25万円の給与収入のある人は年収が300万円ですので、100万円を貸し出すことができると考えるのが総量規制の基本です。100万円をレイクALSAで借入すると年率15.0%が適用されますが、これを2年かけて24回返済するとき、毎月5万円弱を返済すれば完済できます。

 

3年36回でおよそ3万5000円程度の返済額になります。安定した収入あってこそ、借入をして返済ができるのです。

 

他社の借入状況をチェック

総量規制の導入のきっかけは、多額の借金を背負って生活苦に陥る多重債務者が増加したことです。法律によって、一定以上の借入ができないようにしたものが総量規制です。

 

レイクALSAはこの規制を受けますので、申し込むにあたっては他社の借入状況をチェックしておきましょう。合算されるのは、プロミスやアコムなどの消費者金融業者と、クレジットカードのキャッシング枠の限度額です。

 

自分が今どの程度の限度額で他社と契約しているのか把握してから申し込むようにしましょう。むやみに申し込みをしても、審査で不利になるばかりです。

 

借入診断を試してみよう

レイクALSAでどの程度の額が借入できるのか、そもそも審査に通るのかは、自身の収入の状況や他社の借入状況によって違ってきます。実際に申し込みをして審査を受けてみないと分からない部分も多いでしょう。

 

とはいっても、「試しに審査を受けてみる」という考え方は危険です。レイクALSAでは、審査に通過できるかどうか、おおよその目安として公式サイトに「お借り入れ診断」というページを設けています。

 

生年月日と年収、他社からの借入額や件数などを入力するだけで、融資できるかどうかを診断してくれます。実際の審査を受けると、審査を受けたこと自体が記録として残りますが、レイクALSAの借入診断ではそういったことはありません。

 

総量規制のあるレイクALSAでは増額審査にも要注意

 

総量規制を超えて貸出はできない

レイクALSAは、2018年4月から銀行のカードローンではなく消費者金融業者と業態を変えています。そのため、利用限度額の増額審査には充分な注意が必要です。他社の借入額や利用限度額と総量規制との兼ね合いによって、従来では通過できた審査に通過できない可能性があります。

 

業者から増額の打診があったら審査には通ると言われていますが、これはあくまで業者側から見て優良な顧客と見込まれるというだけで総量規制のことを考えたうえで打診していません。
増額の審査を申請したせいで、かえって減額になってしまうということもあり得ます。収入の状況が良くなったタイミングなどを狙って増額申請をしましょう。

 

緊急貸付は相談次第

法律上、総量規制を超えて借入が可能なケースもあります。たとえば特定緊急貸付という制度があり、消費者金融業者であるレイクALSAでも法律のうえでは利用可能です。

 

病気や災害、一方的な解雇や会社の倒産などにより、緊急性があって社会通念のうえで正当な理由があると認められるときに、総量規制の枠を超えた借入も可能です。ただ、この制度は本当に緊急性が高いときのみに承認されるものです。適用基準もかなり曖昧です。

 

ネットユーザーがレイクALSAに問い合わせたら「総量規制の範囲内での利用を第一にお願いしている」という回答を得たという報告があります。

 

総量規制を回避するなら

総量規制は非常に強い法律です。これに抵触した業者は業務改善命令などの措置を受けることになり、最悪で業務停止命令も出ます。そのため、消費者金融業者では中小を含めてこの規制に準拠しています。

 

レイクALSAは旧レイク時代から審査には厳し目で、大手の消費者金融業者のなかでは審査の通過率が低い部類に入ります。規制に少しでも抵触する場合には審査を否決する可能性が高い業者です。

 

総量規制を気にするのであれば、レイクALSAではない他の業者に申し込みしてみましょう。また、銀行のカードローンは総量規制の対象外です。自営業者であれば業務の範囲内でビジネスローンも利用できますので、こういったローン商品を検討してみましょう。

 

まとめ

レイクALSAは総量規制の適用を受ける業者です。この規制は非常に強い法律であるため、年収の3分の1以上の借入を申し込むことは困難と考えていいでしょう。

 

特にレイクALSAは厳し目の傾向があります